IMG_0318
IMG_0320
80、90年代ロボットアニメの商品を中心に展開する超合金ロボットトイシリーズ、魂SPECより、80年代ロボットアニメ「蒼き流星SPTレイズナー」に登場予定であった幻の主人公機、レイズナーmk-Ⅱです。
レイズナーmk-Ⅱはル・カインの操るSPT、ザカールとの戦闘で損傷したレイズナーを地球人の技術を応用して新規に製造された機体です。可変機能を取り入れている他、一時的に機動力を大幅に向上させるシステム「V-MAX」の強化型システム「V-MAXIMUM」を搭載、高い戦闘力を持った機体となっています。本来、本編に登場したニューレイズナーに変わる新型機として登場する予定でしたが、急遽放送打ち切りが決定し、残念ながら本編に登場することはありませんでした。その後も様々な形でゲーム出演、商品化が行われてきましたが、アクションフィギュアとしての立体化はガレージキット等を除くと今回が初となります。


IMG_0322
IMG_0323
IMG_0324
IMG_0326
頭部アップ。
旧レイズナーと比べシャープな顔つきとなっています。キャノピーに隠れて瞳の部分が殆ど見えないのが少し難点。ガンダムみたいな顔と言ってはならない。バルディオスに似ているとも言ってはならない・・・。
アンテナは他の魂SPEC同様、硬質、軟質のアンテナが付属します。


IMG_0327
IMG_0328
胸部アップ。
可変機ということもあり、独特のフォルムを持っています。全体的なボディバランスも良く出来ており、上手くプロポーションが纏まっています。


IMG_0329
IMG_0330
腕部アップ。
旧レイズナーと比べシンプルなデザイン。肘から伸びているのは変形時に使用出来る小型レーザードガンで、ボールジョイントで可動します。


IMG_0332
股関節アップ。
ジョイントはダイキャストを使用。サイドアーマーはボールジョイントと可動軸の二重で動きます。


IMG_0333
IMG_0334
下半身アップ。
旧レイズナーを彷彿とさせながらもシャープに仕上げたデザインに。各部にディテールのラインが描かれていますが、魂SPECレイズナーのように各部ハッチを開閉することは出来ません。


IMG_0335
IMG_0337
背部アップ。
SPTはバックパック換装機能がありましたが、変形機能を取り入れている事もあり、換装機能はオミット、戦用のバックパックが装着されています。


IMG_0338
可動範囲。
まずは頭部。ボールジョイントで自由な可動を表現出来ます。首もある程度真上に上がるのは体を前に傾けながら戦闘するシーンの多いSPTとしてはありがたいですね。


IMG_0339
IMG_0341
腕部可動範囲。
各部ジョイントにダイキャストを使用。可動範囲は中々優秀で、保持力も良い感じに仕上がっています。


IMG_0342
IMG_0343
腰部分可動。
基本的に腰は股関節と飛行形態時の先端部分が繋がって固定されていますが、接続を解除することである程度可動出来るようになります。ちなみに股関節と先端部を繋げるジョイントは内部へ収納することも出来ます。


IMG_0344
IMG_0345
下半身可動範囲。
大腿部ロール軸に膝関節の広い可動範囲のおかげでかなり良好。デザインの都合で足首の可動範囲は非常に狭いですが、足の部分がダイキャスト性なので、上手く接地できていなくても安定力は高いです。


 
IMG_0346
旧レイズナーと比較。流石にかなり前の物なので変色が・・・。
旧レイズナーもレイズナー立体物としては悪くなかったんですが、足部分のアーマーが上手く入らない仕様はちょっと・・・。


IMG_0357
付属品として魂SPEC専用のスタンドが付属。各部アーム可動部がクリック式で動かせます。
ドラグナーと同じ仕様ですが、カタパルトを再現したパーツは付属しません。安定力はありますが、ダイキャスト性の物を支えていることもあり、ジョイントが根元から折れてしまう危険があるので注意してください。
IMG_0347
IMG_0348
IMG_0350
頭部キャノピーは開閉可能。内部にはパイロットであるアルバトロ・ナル・エイジ・アスカの姿が。
設定時の矛盾なのか、エイジのサイズ差がえらいことになってます・・・。


IMG_0352
IMG_0353
IMG_0354
IMG_0355
 腕部のアーマーは握り拳の物だけ動きます。前方に動かすことで格闘用電磁破砕兵器ナックルショットを再現出来ます。


 
IMG_0360
IMG_0362
IMG_0364
主力武器である自由電子レーザー砲レーザードライフルが付属。基本的なデザインは同じですが、魂SPECレイズナーからの流用ではなく、完全新規で造形されています。
グリップの位置を調整出来る他、カートリッジも取り外せます。


IMG_0367
IMG_0368
IMG_0372
IMG_0369
空中や無重力戦の多い作品だったので、スタンドを仕様したアクションは必須と言ったトコロ。全体的なパーツ可動範囲が優秀なこともあり、思い通りのアクションを再現出来ます。


IMG_0373
専用ジョイントを使用することで、バックパックにレーザードライフルをマウントさせることが可能となります。


IMG_0374
次は飛行形態への変形。


IMG_0379
IMG_0377
上半身パーツを上にスライドさせることで、それに連動し頭部が収納、先端部が起き上がります。この辺の連動がいかにもロボットアニメ的な変形テキストで燃えます。


IMG_0380
次にバックパックを上げてからウイングを展開、バックパックの一部を変形させてから同様に腕部も上げ、肩アーマーを動かします。
バックパックは背部とジョイントで繋がっていますが、変形時はジョイントを内部に収納することが出来ます。 


IMG_0381
下半身を後ろ側へ可動させジョイントと接続、ふくらはぎ部分にある排気口パーツを専用の物と差し替え脚部を固定、足部分を閉じます。


IMG_0382
IMG_0383
レイズナーmk-Ⅱ飛行形態。高い機動力を発揮出来る飛行形態で、確か当初はこの形態でのみ「V-MAXIMUM」が発動出来るという設定だった記憶が。ゲーム等ではその辺の設定は無しになっているようですが。 
先端部、膝アーマー部分にはランディングギアが内蔵されており、差し替え無しで展開出来ます。


IMG_0384
IMG_0385
IMG_0386
IMG_0387
同作品に登場したSPTソロムコと変形機構が似ていますが、データを応用したということなのですかね。
この形態でもレーザードライフルのマウントが可能です。


IMG_0388
IMG_0389
IMG_0391
高速変形!
変形の構造が「超時空要塞マクロス」のバルキリーのパ・・・もといよく似ているのでガウォーク形態なんかも様になっちゃいます。


IMG_0392
IMG_0394
最後はお馴染みV-MAX的なポージングで。
魂SPECでの発売は嬉しいですが、mk-Ⅱの売り上げ次第では、ドラグナー同様ROBOT魂での商品展開もありえそうですね。


IMG_0395
以上です。 
発売決定からのアナウンスから発売までかなり待たされたレイズナーmk-Ⅱ。正直マイナー機体ということもあり発売中止は覚悟していましたが無事発売されてなによりです。レイズナーmk-Ⅱの立体物というだけで嬉しいのにその完成度もかなり高く、変形機構のある機体でありながら上手くアクションフィギュアとしてのバランスが取れているのには関心しました。この出来なら、今後他のSPTがリリースされることになっても安心して買えそうです。ただそれ自体がかなり難しそうな訳ですが・・・。
魂SPECでザカール、ダルジャン、ドール等も発売しないかな・・・