バンダイの超合金フィギュアシリーズ、METAL BUILDシリーズより、「機動戦士ガンダムSEEDデスティニー」後期主人公機、デスティニーガンダムです。
ダブルオー、フリーダム、エクシア、エクシアリペアに続く一般販売第五弾はデスティニーガンダム。フリーダム同様、ガンダムSEEDの作画監督である重田智氏監修の元、劇中での独特なアクションの再現を重点的に置いた可動機構を持っており、アニメでの名ポーズを思いのままに取らせることが出来ます。また、フォルムやスタイルも非常に個性的になっており、作中でのダークヒーロー的な活躍に合わせた禍々しいデザインアレンジが施されています。
頭部アップ。
細部にまでこだわった造形。アニメでのスタイルに合わせてかなり小顔になっており、特に正面から見るとガンダムとしては珍しい縦長のアレンジが施されています。横顔はまごうことなき重田智ガンダム独特のフォルムです。
胴体アップ。
フリーダム同様、腰が細めに造形されたスタイリッシュなデザイン。ただ、フリーダムの時よりバランスよく仕上がっているように思えます。
腕部アップ。
設定画とは大きく違う人間的なフォルム。フラッシュエッジ部分が刺々しくなっており、凶悪さがより強調されています。とてもじゃないですが主人公機のものとは思えないデザイン。どことなくSDガンダムを彷彿とさせるアレンジですね。
腰アーマー。
一番の注目点はサイドアーマー。デザインの都合上他の立体物でも可動を妨げてきたサイドアーマーですが、今回のアレンジでは斜め状態をデフォルトにすることによって、脚部の可動域の確保に成功しています。それに合わせてサイドアーマーも大型し、より力強い見栄えに変化しました。ただ、設定画と解釈が大きく変わったので、人によって好みが分かれそうです。
脚部アップ。
ボリューミーな上半身と比べ、こちらはスラっとしたスリムなデザイン。各部にダイキャストを使用しているので、立位のバランスも良好、重さで傾いて倒れたりすることも少ないです。
背部ウイング。
こちらも禍々しくアレンジされたデザインとなっており、攻撃的なフォルムへと変化しています。
赤いパーツの一部にはフリーダム同様マジョーラカラーで塗られており、角度や光の角度で鮮やかな発色を表します。
各部可動を紹介。
まずは首。写真の位置まで上下に可動させられる他、首周りのアーマーが連動することによって左右の可動域も確保しています。
胴体はロック式で、スライドさせることによって腹を突き出したような身体の動きを実現、コクピットブロックも連動して動くので、ラインの崩れることのない、自然なスタイルを表現しています。
また、腰パーツの左右の可動域も広く、腰を捻らしたような動きも再現できます。
腕部可動域。
肩アーマーは可動にロックが掛かっていますが、アーマー本体が大きく開くので、肩の動きを妨げることはありません。肩部分もダイキャスト製関節により、高い可動域を実現しています。
前腕部は、複数のロール可動軸が用意されており、元のデザインに捉われない自由なポージングを可能にしています。この可動軸がデスティニーのアクションと上手くマッチングしており、原作のダイナミックなアクションを思いのままに再現できるようになっています。
サイドアーマーはボール型のくぼみである程度固定することも可能ですが、少しずらすだけで元の設定画に近い角度にも変更出来ます。ただ、この角度だとサイドアーマーが設定より更に大型化されていることもあり、可動がかなり妨げられてしまいます。
脚部可動域
ダイキャスト製関節の可動に合わせて膝アーマーや裏側のスラスターも可動するので、デザインに捉われない自由な可動を表現。
少し気になったのは足首の可動。意外と狭く、素立ちポーズでも足を開きすぎると完全に接地出来なかったりしました。まあ原作ではほぼ大半が空中での戦闘でしたし、ダイキャスト製脚部のおかげで、完全に接地できていなくても安定力に支障はありませんでした。
ウイング展開
上部アーマー部分まで連動して展開される為、驚くほどの見栄えっぷりとなりました。
残念ながら光の翼エフェクトはありませんが、別売りされるとなるといくらになるのやら・・・。
大張チックな立ちポーズにすると印象がガラリと変化。 今までのメタルビルドとは一線を画すデザインっぷりですね。
また、スラスターや腕部アーマー、肩アーマーも展開出来るので、なんちゃってスーパーモード的な姿を意識させることも可能です。
スタンドは一部を除きフリーダム同様、カタパルトを意識したデザイン。
赤と黒のカラーが悪役らしさを強調させています。
フル装備。
背部の武器は押し込むことによってウェポンラッチにカチッと固定されます。すぐ外れたりすることもないので、従来の立体物のようにストレスが溜まることもありません。
高エネルギービームライフル。
デスティニーの主力武器で、使い勝手の良い中距離武装です。
大幅なアレンジは見受けられませんが、グリップが可動し、両手持ちにさせることが可能です。また、腰に固定させることも出来ます。
アンチビームシールド。
差し替えにて展開状態を再現。上部まで展開の三分割となりました。デザインもかなり刺々しいです。
手首パーツのアーマーの差し替えでソリドゥス・フルゴールビームシールドを再現。2枚付属の豪華仕様。
余談ですが、手首アーマーを固定させるピンが結構細いので、手首交換の際はアーマーを外してから行ったほうが良いみたいです。
フラッシュエッジ2ビームブーメランはグリップ部分が分解できるようになっており、スムーズに手首に固定できます。
ビーム刃はブーメランタイプ、サーベルタイプの2種類が付属しています。
アロンダイト。
デスティニーが背部に装備する大型ソードで、武器を展開し、ビーム刃を装着して持たせます。
手首に持たせる際は、ソードグリップ下部が展開できるようになっており、一度外してから持ち手に通します。
ROBOT魂では可動範囲不足、RGでは可動軸の保持力不足により実現出来なかったアロンダイトでのアクション。金属製関節や独特の可動域を利用することによってほぼ完全再現を果たしています。
重田智作画の力強いアクションを思いのまま再現出来るのはただただ凄いとしか言い様がありません。この商品の設計や監修に携わった方々に心から感謝です。
高エネルギー長距離ビーム砲。
ウェポンラッチから展開し、持たせることが可能。細くて迫力に欠ける・・・かと思いきや、なんと砲身や後部が展開出来るようにアレンジされています。よもやこうアレンジされるとは驚きです。腕部の可動域のおかげで自由な角度に向けられるのも嬉しいトコロです。
手首や握り、各種武器用手首に加え、おなじみの近接武装パルマフィオキーナ掌部ビーム砲手首も付属。指が尖っており、もうMSとは思えません。
こちらも優秀な可動範囲のおかげでパワフルかつスタイリッシュなアクションを実現しています。
最後はフリーダムとの対決、そして勝利・・・。
以上です。発売前からその大胆なアレンジっぷりで話題となっていましたが、実際発売されると、そのデザインアレンジすら霞んでしまう圧倒的な可動アクションに驚かされました。ポージングだけでも印象が大きく変わるだけでなく、アニメでのアクションをそのまま再現出来たのには驚きを禁じえませんでした。立たせても動かしても楽しい、完成品ガンダム立体物の究極を目指すメタルビルドの名に恥じない出来です。スローペースでも構いませんので、デスティニーのような傑作玩具を今後も生み出してもらいたいものです。恐らく出るであろうストライクフリーダムにも期待です。
ガンダムシリーズを展開しているメタルビルドですが、どうやらガンダムシリーズ以外でも発売を検討しているとの噂が。予定では「フルメタルパニック!」のレーバテイン、「コードギアス」のランスロットを発売予定との事ですが、果たして実現なるか・・・?
ダブルオー、フリーダム、エクシア、エクシアリペアに続く一般販売第五弾はデスティニーガンダム。フリーダム同様、ガンダムSEEDの作画監督である重田智氏監修の元、劇中での独特なアクションの再現を重点的に置いた可動機構を持っており、アニメでの名ポーズを思いのままに取らせることが出来ます。また、フォルムやスタイルも非常に個性的になっており、作中でのダークヒーロー的な活躍に合わせた禍々しいデザインアレンジが施されています。
頭部アップ。
細部にまでこだわった造形。アニメでのスタイルに合わせてかなり小顔になっており、特に正面から見るとガンダムとしては珍しい縦長のアレンジが施されています。横顔はまごうことなき重田智ガンダム独特のフォルムです。
胴体アップ。
フリーダム同様、腰が細めに造形されたスタイリッシュなデザイン。ただ、フリーダムの時よりバランスよく仕上がっているように思えます。
腕部アップ。
設定画とは大きく違う人間的なフォルム。フラッシュエッジ部分が刺々しくなっており、凶悪さがより強調されています。とてもじゃないですが主人公機のものとは思えないデザイン。どことなくSDガンダムを彷彿とさせるアレンジですね。
腰アーマー。
一番の注目点はサイドアーマー。デザインの都合上他の立体物でも可動を妨げてきたサイドアーマーですが、今回のアレンジでは斜め状態をデフォルトにすることによって、脚部の可動域の確保に成功しています。それに合わせてサイドアーマーも大型し、より力強い見栄えに変化しました。ただ、設定画と解釈が大きく変わったので、人によって好みが分かれそうです。
脚部アップ。
ボリューミーな上半身と比べ、こちらはスラっとしたスリムなデザイン。各部にダイキャストを使用しているので、立位のバランスも良好、重さで傾いて倒れたりすることも少ないです。
背部ウイング。
こちらも禍々しくアレンジされたデザインとなっており、攻撃的なフォルムへと変化しています。
赤いパーツの一部にはフリーダム同様マジョーラカラーで塗られており、角度や光の角度で鮮やかな発色を表します。
各部可動を紹介。
まずは首。写真の位置まで上下に可動させられる他、首周りのアーマーが連動することによって左右の可動域も確保しています。
胴体はロック式で、スライドさせることによって腹を突き出したような身体の動きを実現、コクピットブロックも連動して動くので、ラインの崩れることのない、自然なスタイルを表現しています。
また、腰パーツの左右の可動域も広く、腰を捻らしたような動きも再現できます。
腕部可動域。
肩アーマーは可動にロックが掛かっていますが、アーマー本体が大きく開くので、肩の動きを妨げることはありません。肩部分もダイキャスト製関節により、高い可動域を実現しています。
前腕部は、複数のロール可動軸が用意されており、元のデザインに捉われない自由なポージングを可能にしています。この可動軸がデスティニーのアクションと上手くマッチングしており、原作のダイナミックなアクションを思いのままに再現できるようになっています。
サイドアーマーはボール型のくぼみである程度固定することも可能ですが、少しずらすだけで元の設定画に近い角度にも変更出来ます。ただ、この角度だとサイドアーマーが設定より更に大型化されていることもあり、可動がかなり妨げられてしまいます。
脚部可動域
ダイキャスト製関節の可動に合わせて膝アーマーや裏側のスラスターも可動するので、デザインに捉われない自由な可動を表現。
少し気になったのは足首の可動。意外と狭く、素立ちポーズでも足を開きすぎると完全に接地出来なかったりしました。まあ原作ではほぼ大半が空中での戦闘でしたし、ダイキャスト製脚部のおかげで、完全に接地できていなくても安定力に支障はありませんでした。
ウイング展開
上部アーマー部分まで連動して展開される為、驚くほどの見栄えっぷりとなりました。
残念ながら光の翼エフェクトはありませんが、別売りされるとなるといくらになるのやら・・・。
大張チックな立ちポーズにすると印象がガラリと変化。 今までのメタルビルドとは一線を画すデザインっぷりですね。
また、スラスターや腕部アーマー、肩アーマーも展開出来るので、なんちゃってスーパーモード的な姿を意識させることも可能です。
スタンドは一部を除きフリーダム同様、カタパルトを意識したデザイン。
赤と黒のカラーが悪役らしさを強調させています。
フル装備。
背部の武器は押し込むことによってウェポンラッチにカチッと固定されます。すぐ外れたりすることもないので、従来の立体物のようにストレスが溜まることもありません。
高エネルギービームライフル。
デスティニーの主力武器で、使い勝手の良い中距離武装です。
大幅なアレンジは見受けられませんが、グリップが可動し、両手持ちにさせることが可能です。また、腰に固定させることも出来ます。
アンチビームシールド。
差し替えにて展開状態を再現。上部まで展開の三分割となりました。デザインもかなり刺々しいです。
手首パーツのアーマーの差し替えでソリドゥス・フルゴールビームシールドを再現。2枚付属の豪華仕様。
余談ですが、手首アーマーを固定させるピンが結構細いので、手首交換の際はアーマーを外してから行ったほうが良いみたいです。
フラッシュエッジ2ビームブーメランはグリップ部分が分解できるようになっており、スムーズに手首に固定できます。
ビーム刃はブーメランタイプ、サーベルタイプの2種類が付属しています。
アロンダイト。
デスティニーが背部に装備する大型ソードで、武器を展開し、ビーム刃を装着して持たせます。
手首に持たせる際は、ソードグリップ下部が展開できるようになっており、一度外してから持ち手に通します。
ROBOT魂では可動範囲不足、RGでは可動軸の保持力不足により実現出来なかったアロンダイトでのアクション。金属製関節や独特の可動域を利用することによってほぼ完全再現を果たしています。
重田智作画の力強いアクションを思いのまま再現出来るのはただただ凄いとしか言い様がありません。この商品の設計や監修に携わった方々に心から感謝です。
高エネルギー長距離ビーム砲。
ウェポンラッチから展開し、持たせることが可能。細くて迫力に欠ける・・・かと思いきや、なんと砲身や後部が展開出来るようにアレンジされています。よもやこうアレンジされるとは驚きです。腕部の可動域のおかげで自由な角度に向けられるのも嬉しいトコロです。
手首や握り、各種武器用手首に加え、おなじみの近接武装パルマフィオキーナ掌部ビーム砲手首も付属。指が尖っており、もうMSとは思えません。
こちらも優秀な可動範囲のおかげでパワフルかつスタイリッシュなアクションを実現しています。
最後はフリーダムとの対決、そして勝利・・・。
以上です。発売前からその大胆なアレンジっぷりで話題となっていましたが、実際発売されると、そのデザインアレンジすら霞んでしまう圧倒的な可動アクションに驚かされました。ポージングだけでも印象が大きく変わるだけでなく、アニメでのアクションをそのまま再現出来たのには驚きを禁じえませんでした。立たせても動かしても楽しい、完成品ガンダム立体物の究極を目指すメタルビルドの名に恥じない出来です。スローペースでも構いませんので、デスティニーのような傑作玩具を今後も生み出してもらいたいものです。恐らく出るであろうストライクフリーダムにも期待です。
ガンダムシリーズを展開しているメタルビルドですが、どうやらガンダムシリーズ以外でも発売を検討しているとの噂が。予定では「フルメタルパニック!」のレーバテイン、「コードギアス」のランスロットを発売予定との事ですが、果たして実現なるか・・・?
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